シノドス『速習! 学びなおしの経済学』

 本日は、飯田泰之准教授の講演を拝聴してきました。内容は、「経済学の出発点、ミクロ経済学のアウトライン、マクロ経済学のアウトライン、実証分析の論理と方法」の4本柱で構成されており、ほとんどが学部で扱う基本的な内容でしたが、幹の部分のみ(総余剰などの話もパス)で構成されていたため、ミクロ経済学マクロ経済学の全体像を把握する上で、非常に有用なものになっていたと感じました。
 とはいうものの、知らない話もいくつかありました。たとえば、「フィナンシャル・アクセラレーター」の話は初めて聞きましたし(僕のいた学部の講義では扱ってなかったような?僕が、寝ていただけかもしれませんが)、フィリップスカーブ論争以後についても今までの断片的な知識から、今回の講義のおかげで、概要程度は掴めるまでに至ったような気がします。
 時間の関係からVARの話がカットされたのは残念でしたが、現代マクロ経済学を学ぶ上でのオススメ本(数学)も質問することができ、満足できる内容でした。また機会があれば参加したいと思います。ただ、もう少し受講料が安ければ有難かったです。
 

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 明日で、監査法人への就活も、とりあえずラストです。これに失敗すると、論文式試験に合格していても、11月末から12月にかけて再度就活しなければなりません。その頃は、田中秀臣教授や飯田泰之准教授の推察によると、(実質)失業率が10%とか恐ろしい数値になってる時期らしいんですが…
 これはさすがに、努力すれば概ね報われるというレベルじゃないのでは…(-_-;;監査法人はやや特殊な業界なので、実情は違うのかもしれませんが。